今回はFX(短期投資)から少し離れ、長期投資について私の考えとポートフォリオを紹介したいと思います。
FXは日々ルールの検証・改善ですが、長期投資はこのポートフォリオをベースに1年に1回必要に応じ見直しするくらいで良いと思っています。
但し、どの証券会社を使うべきか?どの商品が今最適なのか?などは時の流れと共に変わるのでアンテナは張っています。
長期投資に対する考え方
ポートフォリオの前に、長期投資に対する私の考え方ですが、、
FX(短期投資)のテーマは『趣味と夢』です。一方、長期投資のテーマは『機会損失のリスクを回避』です。
3つの視点で、もう少し詳細に触れたいと思います。
①勝つ確率 → 高い
下チャートは1980年からNYダウ平均株価の推移です。
出典 : 世界経済のネタ帳 (https://ecodb.net/stock/dow.html)
1980年からは約25倍になっています。それはさておき、直近10年でも約2.5倍です。
これを見てどう思うのか?2040~2050年このラインがどこにいるのか?
考え方は、人それぞれだと思いますし、正解もないと思います。
私の感覚では、今の地点よりも上にいる『確率が高い』と考えるのが自然です。
②勝ち幅と負け幅の期待値 → 勝ち幅の期待値の方が高い
・勝ちは利を延ばし、負けは損切りで限定的にできる
・出口戦略の際、波の中で+の時に逃げることもできる
・国が物価安定等のため介入し下支えになる(日銀ETF買付のイメージ)
3つ目は、違う考え方もあると思いますが、これらの視点で、勝ち幅の期待値の方が高いと思っています。
③何もしないことのリスク → 円の価値は相対的に下がり続けている
私はアメリカで約7年半生活していた経験がありますが、日本の物価が安いことを実感しました。
つまり、相対的に円の価値は下がっていると考えています。アメリカと日本の金利差からもそれが言えると思います。
言い換えると、こんなゲームがあったら参加しますか?という話しなのかと思っています。
--ゲーム--
自分で金額を決める。
6面サイコロを振って
1か2 →指定金額の支払い
3か4か5か6 →指定金額*1.5倍もらえる
----
有利な点が非常に多いです。
・勝つ確率が高い。勝ちの期待値の方が高い。金額を自分で決めれる。
当然負ける可能性もありますが、私はこんなゲームがあったらぜひ参加したい。
『機会損失のリスクを回避』するため参加すべきと考えます。
「複利は人類最大の発見」と誰かが言っていましたがお金を増やすという意味ではまさにその通りで足し算から掛け算になるインパクトは絶大です。
当然、負ける可能性もありますが、自分自身納得できているか?が重要だと思っており、私自身はこの考え方に納得しており負けても悔いはありません。
このような考えで、長期投資をしています。
ゴール設定
・定年時、月10万の不労所得
贅沢な生活はしていないと思っていますが、年金では不十分で、その不足分を補うことが目的です。
そのためのゴールをもう少し具体的にすると、
米国債の利率が約2%なので、安全に2%インカムは得られる前提とすると、
・約25年で6,000万の資産を作る。
がゴールです。それで2%運用することで月10万の不労所得になる計算です。
早期セミリタイアの夢もありますが、これはFXで実現を目指します。
ポートフォリオ概要
<戦略>
・ドルコスト平均法(月20万)
・国の非課税制度を最大限利用(積立NISA/ジュニアNISA/妻iDoCoなど)
・投資先はアメリカのETF・定期的にドル転しリスク分散する
・楽天クレジット払いなどお得な手段は見逃さない
<具体的>
・55歳まで
7 : VTI投信
3 : ドル転しBNDorドル定期(2%)
・55歳~
VTI資産は出口戦略を視野
目標が近ければ安定インカム資産へ移していく(BND/VYM)
まとめ
いかがだったでしょうか?
アメリカへの集中投資は少し珍しい?のかもしれません。
アメリカで生活していたことがあり愛着があることもありますが、
人口構造や法の整備など個人的には非常に魅力です。
不思議と全世界分散した方がよいのか?という迷いは一切ありません。
その他は、ドルコスト平均法でETFを買い続けるという、ある意味面白味のない方法かもしれません。
『機会損失のリスクを回避』という意味では個別株に手を出す必要もなく、米国を信じて、半値になったとしても気にせずコツコツ買い続けたいと思っています。
みなさんからご質問・ご意見・ご感想・アドバイス頂ければと思っています!ぜひ気軽にコメントください。
-- こびあ --